金融危機や雇用不安の影響による、キャッシングの多重債務問題の深刻化・多重債務者の増加が懸念されることを受け、政府は広報で注意を促している。
政府広報オンラインでは、キャッシングの多重債務者問題に関してコンパクトにまとめている。これを読むだけでも、重要なポイントは十分に把握できる。
全国信用情報センター連合会のデータでは、消費者金融の利用者は1,100万人以上となっているという(2008年10月現在)。しかも、そのうち半数以上は複数の消費者金融を利用しているとされ、5件以上の消費者金融の利用者は約100万人にもなるという。主な原因は、キャッシングやクレジットカードの無計画な利用によるものだ。
多重債務問題の解決に向け、改正貸金行法の施行、グレーゾーン金利の撤廃(2007年12月19日から2年半以内に廃止)がなされている。さらに政府では、多重債務者対策本部も設置し、「多重債務問題改善プログラム」を作成した。既存の借り手を対象にした対策を重視し、相談窓口の強化、消費者向けのセーフティネット貸付け(自治体などが低金利で貸付を行う)の提供、多重債務問題予防のための金融経済教育の強化、ヤミ金融の取り締まりの強化を行っていくという。ただし、消費者向けのセーフティネット貸付けを実施しているところは、まだ少ないというのが現状だ。
本当に、キャッシングの利用は計画的に行いたいものだ。 ![]()
